名編集者が活版、手動写植、グラビアなど、多彩で多様な印刷の現場をルポルタージュ。
活版は今でも健在?
電算写植がなくなる?
現場の職人さんを訪ね、印刷の仕組や時代背景、今後の展望などを聞き出していく。
デジタル化が進むなかで、これからの出版と印刷はどこへいくのか。
印刷技術の基礎と出版の未来がわかる最良の入門書。
目次
第1章 活版はまだまだ元気だった。
第2章 あこがれの活版職人になる。
第3章 手動写植機でツメ打ちに挑戦する。
第4章 最古の写真製版術が生きていた。
第5章 オフセットを徹底的に勉強する。 製版編
第6章 オフセットを徹底的に勉強する。 印刷編
第7章 装幀に使われる特殊印刷に肉薄する。
第8章 グラビア印刷の規模の大きさに驚く。
第9章 オフセット印刷は進化している。
第10章 組版文化はどのように継承されたのか。